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筋肉とアルコールの不都合な真実。それでも私がビールを飲む理由

金曜日の夜。トレーニングはオフ。 こんな日に恋しくなるのが、冷えたビールだ。

しかし、ボディメイクや日々のトレーニングに励む人間にとって、「アルコール」が目の敵にされるのは周知の事実。まずは、耳が痛いけれど受け止めなければならない「不都合な真実」をスマートに整理してみる。

アルコールが筋肉に与える3つのデメリット

  1. タンパク質合成の邪魔をする                                       せっかく筋トレをしても、体内にアルコールが入ると、体が「アルコールの分解」を最優先にしてしまう。結果として、筋肉を合成するスイッチ(mTOR)の働きが鈍ると言われている。

  2. 脱水症状を引き起こす                                          アルコールには強い利尿作用がある。筋肉の大部分は水分でできているため、脱水状態の筋肉はパフォーマンスが落ち、修復も遅れてしまう。

  3. ストレスホルモン(コルチゾール)の増加                                 お酒を飲むと、筋肉を分解する働きを持つ「コルチゾール」というホルモンが増えやすくなる。

──調べれば調べるほど、カタカナの専門用語とともに「飲むな」という正論が返ってくる。

科学的には、100%飲まない方がいい。

それは分かっている。

それでも、私はビールを開ける

理屈は全部わかった上で、私は今夜缶のビールを開ける。

なぜなら、私はコンテストに出るプロのボディビルダーではないからだ。

明日も変わらず仕事に行き、自分の生活を営み、その中の一環として健康的に体を動かしている、ただの人間である。

ギチギチに完璧な100点満点の生活を求めて、大好きなビールを一生我慢するくらいなら、筋肉の合成率が多少下がろうとも、金曜の夜に「あぁ、今週も終わった」と喉を鳴らす幸せを選びたい。

もちろん、浴びるほど飲むような野暮なことはしない。

プロテインをしっかり飲んだあと、水分を多めに摂りながら、お気に入りの1缶をゆっくりと味わう。

完璧を求めない、というマイルール

大切なのは、世間の正論に振り回されて「あぁ、飲んじゃったな」と罪悪感を抱かないことだ。自分で決めて、納得して飲んでいるなら、それは立派なリフレッシュである。

日常のすべてをトレーニングに捧げる必要はない。 ぼちぼち体を動かして、体にいいものをベースにしつつ、たまにはこうして引き算の美学から外れてみる。

これくらいの「余白」があるからこそ、また明日から淡々とバーベルに向き合えるのだと思う。

冷えたグラスを片手に、今週のログを静かに締めくくる。 みなさんも、良い週末を。

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