MENU

12時間激務の後にベンチプレス130kgに挑んだ絶望。体が疲れている時は「ジムに行かない」が正解だと思ったリアルな理由

どうも綴です。

「仕事が忙しくても、言い訳せずにジムに行くのが本物のトレーニーだ」

フィットネス界隈ではそんなストイックな言葉が美徳とされがちですし、私自身、日々限界を超えるために自分を追い込んでいます。しかし、綺麗事だけでは片付けられない「肉体のリアルな限界」というものが確かに存在します。

この記事は、私が2026年7月8日に「12時間労働」という文字通りの激務を終えたその足でジムへ向かい、ボロボロの体でバーベルと戦ってきた、100%実体験の泥臭い記録です。

調子が悪くて嫌になり、絶望を感じながらも「できる限り追い込んだ」その一部始終と、そこから得た「疲れている時は絶対に休むべきだ」という本音の気づきを、包み隠さずお話しします。

目次

1. 12時間労働という名の「前置ストレス」:ジムの床が異常に重く感じた夜

ジムの自動ドアをくぐった瞬間から、いつもと何かが違っていました。 12時間、神経をすり減らしながら体を動かし続けた後の肉体は、自分が思っている以上にコントロールを失っています。

更衣室でウェアに着替える段階で、すでにウェアがずっしりと重く感じる。ストレッチエリアで横になれば、そのまま朝まで眠ってしまいたいほどの疲労感が襲ってきます。「今日は絶対に調子が悪い。もう帰ろうか」という心の声が、かつてないほどの音量で脳内に響いていました。

それでもジムに来てしまった以上、メインのラックへと向かう足取りは、まるで足首に鉛のアンクルウェイトを巻き付けられているかのように重いものでした。

2. 7月8日:胸トレーニングのリアルな数字と「130kgの壁」

この日、私が這うような思いでこなした胸トレーニングの全メニューがこちらです。

バーベルベンチプレス

  • 60kg × 5回(アップ)

  • 80kg × 5回(アップ)

  • 130kg × 3回

  • 130kg × 3回

  • 120kg × 7回

  • 120kg × 7回

ケーブルプレス

  • 21.25kg × 16回

  • 21.25kg × 11回

  • 21.25kg × 10回

ペクトラルフライ

  • 68kg × 9回

  • 68kg × 7回

  • 68kg × 7回

3. 嫌になりながらも、バーベルを握り潰した執念のプロセス

130kgが「ただの鉄の塊」として首に降ってくる恐怖

アップの80kgを挙げた時点で、「あ、今日のバーベルは冷たくて、めちゃくちゃ重い」と指先が察知していました。神経系が完全に疲弊しているため、いつもならカチッとハマる骨格の受け軸がグラつきます。

意を決してメインの130kgにセット。 ラックアウトした瞬間、いつもなら大胸筋と三頭筋でガツッと受け止められる重量が、この日はただの非情な鉄の塊として、ダイレクトに手のひらに突き刺さってきました。皮膚が引き裂かれるような重圧。

下ろす恐怖と戦いながら、なんとか3回。挙上位での粘りは1ミリも効かず、2セット目も3回が限界でした。脳のブレーキが「これ以上は危険だ」と叫んでいるのがリアルに聞こえるようでした。

その後、120kgにドロップしたものの、7回を終えた時点でもう大胸筋の出力は空っぽ。セットを重ねるごとに、息が切れ、吐き気のような疲労感が波のように押し寄せてきました。正直、この時点でトレーニングが嫌になって仕方がありませんでした。

意地だけでこなしたケーブルとフライ

メインのベンチプレスが終わった時点で、メンタルは半分折れていました。しかし、「できる限りは追い込む」という意地だけで、ケーブルプレスとペクトラルフライのエリアへ移動しました。

ケーブルの21.25kgを引く腕は、乳酸が溜まっているというより、芯から力が抜けていく感覚。1セット目は16回引けたものの、2セット目、3セット目は11回、10回と、恐ろしいスピードで回数がガタ落ちしていきます。フライの68kgも同様で、大胸筋をストレッチさせたポジションから絞り出すとき、腕がガタガタと震え、7回が限界でした。

4. 結論:体が疲れている時は、勇気を持って「ジムに行かない」が正解である理由

嫌になりながらも、その日できる限界まで泥泥になって大胸筋を追い込みました。 しかし、ジムを出て夜風に当たったとき、いつもなら感じられるはずの「心地よい達成感」は1ミリもありませんでした。残ったのは、関節の嫌な違和感と、翌日以降の仕事に確実に響くであろう「圧倒的なオーバートレーニングの予感」だけです。

この痛烈な実体験から、私は確信しました。

10時間や12時間の激務をこなした後は、どれだけ筋トレへの義務感があっても、勇気を持って「今日はやらない」を選択するのが大人のスマートな格闘法です。

疲弊した状態で無理に高重量を扱っても、以下のリスクを爆発的に高めるだけで、リターンが少なすぎます。

  1. 怪我のリスクが跳ね上がる(集中力と神経系の低下で、関節を痛める)

  2. 狙った部位に効かせられない(代償動作が働き、フォームが崩れる)

  3. 免疫力が下がり、カタボリック(筋肉分解)が進む

今回の私のように、意地でやり切る根性も時には必要かもしれませんが、長期的なバルクアップやコンディショニングという視点で見れば、それは明らかな「悪手」です。

まとめ:休むこともまた、強くなるための「引き算の戦略」

「せっかくジムに来たんだから」「ルーティンを崩したくないから」という執着は、時に私たちの肉体を破壊します。

本当に強いトレーニーとは、限界まで追い込める人のことだけを指すのではありません。自分の肉体の悲鳴を正確に聞き取り、「今日は完全に疲れているから、大人しく帰って寝る」という引き算の決断ができる人こそが、怪我をせず、最終的に目標を達成できるスマートな大人です。

7月8日の大胸筋の痛みを噛み締めながら、私は今、猛烈に反省しています。もし皆さんも、仕事帰りに「今日の体は何かおかしいぞ」と感じたら、私のこの泥臭い失敗を思い出して、どうか真っ直ぐ家に帰ってプロテインを飲んで寝てください。

休養もまた、筋肉をデカくするための重要なセットメニューなのですから。

ではまた。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次